iPhone(ios7)で執筆していくための準備【iPhoneで小説を書く】14/08/06版
きっかけ
体調からPCに長時間向かってられなくなったので
iPhoneでできる限り作業する為の方法を模索してました。
寝転んだまま。
なんとか形になってきたのでまとめて備忘録なしようと思います。
使用端末:iPhone5s
iPhoneの執筆上のメリットとデメリット
メリット
・アプリが豊富
・端末事態が割とサクサク
デメリット
・執筆上、入力系死んでる。カーソルがない、imeがない等
・全角空白が打てない、記号系打ちにくい
・有料アプリになると単価高め(androidとの比較
・フリックの一文字の入力判定、認識時間長めな為、手が早くても待たされる
・選択によるが端末容量がかつかつ。(16Gの場合
AndroidではATOKありましたがiOS7のiPhoneにはIMEそのものがありません。
各アプリで制御されてる様子…
そんな入力系死んでるiPhoneでの執筆を円滑に進める準備です。
※ フリック入力前提でのお話です。
前提 というか目次?
・端末容量がかつかつ。またPCでもファイルデータを閲覧編集したい
【1】入力の基本 辞書登録
…AndroidではATOKクラウドでパソコンの辞書と同期出来たんですが…やむなしiPhoneはやむなし。
★ iPhoneの設定>一般>キーボード>ユーザ辞書で登録できます。
「 かあた で
」 はらや で
この二つはフリック盤面?の形のままです。
―― け で罫線のこと
…… 、 読点二回で
() かつこ で
他には主要人物1文字目で
例えば
キャラ名 い で イーグナー
頻出造語 ゆう で 幽水晶《ファントムクォーツ》
(ルビごと
など登録しておくとiPhoneでの執筆が早くなります。
おまけで
> は かはや など
【2】IMEを補うアプリ「iライターズ」
わたしがいろいろ試して選択したアプリは下記。
有料ですがとっても優秀です。
・Dropboxのファイルを参照、保存できます。
・複数ファイルをタブで操作できます。
・縦書き!
・辞書が補強されています。
・カーソルが使いやすい!
・全角空白が打てます!
↓設定後の画面。選択、空白、アンドゥリドゥ、カーソル、メニュー…完璧です。
これで死んでた入力系は大体補えます。
またiライターズには無料版Liteがありますが、
・Dropboxファイルを参照、保存できない
・複数ファイルをタブで開きっぱなしできない
等デメリットがあります。300円なら有料払いきりの方がずっと良いかな~と。
どうしても無料がいい!という場合には同じアプリ作家さんの
iテキストがオススメです。
縦書きは出来ませんが、Dropboxのファイルを参照、保存できます。
自作を読み返すアプリ「ラノベル」(無料
小説家になろうに投稿済みの自作の読み返しに便利。
なろうのお気に入り・ブクマを使わなくてよくなる作者殺しのアプリ(笑
【3】iPhoneでの行動 データ、メモの保存方法
資料集めに最適 Evernote
小説を書いている間は常々インプットが必要。
そんな折り、
資料としてメモしておきたい場合は資料として一箇所にまとめていきます。
資料は言わずと知れたEvernoteにネットサーフィン中のClip等溜めます。(紹介リンク)
メリット
・タグや検索が優秀。
・webクリップ能力
・対応するアプリも多く情報収集に最適
デメリット
・タグやノートが増えすぎてくると整理するのは…面倒かな
・本文も保存すると資料と小説本文とが検索で混ざる
(欲しい情報以外拾ってしまう)
小説本文や設定等はOneNoteへ
Evernoteと執筆準備データは分けます。
理由は検索等で混ざってしまうためです。
Evernoteでデータがグチャグチャなのを取捨選択整理する場所にします。
メリット
・メリット大手Microsoftのクラウドに保存され、有料になっても安い。
(PC用ソフトも無料化されている)
・ノートブック(ファイル)、タブ、ノート、ページ、ツリーによってアウトライナーとして優秀。
・エクセル(表利用)と相性抜群
デメリット
・検索が弱い。
・iPhoneアプリでは全文コピーが出来ない、文字位置選択がバグってる。
(iPhoneアプリの閲覧は問題ない。PCソフトは全くコピペ等問題なし)
というわけで、
表作成も問題なく使いやすいのでプロットや登場人物やらはOneNoteで整理作成する。
番外
Googleドライブを使わない理由。
以前から言われていた事ですが…。
Google Driveの利用規約がヤバ過ぎる http://t.co/WPuMMbBfjE「ユーザーがコンテンツをアップロードすると Googleに対して、使用、保存、複製、変更、派生物の作成、送信、出版などを行うための全世界的なライセンスを付与することになる」 こりゃアカン
— 甲賀志 (@hiroujin) 2014年8月6日
そんな感じです。
オマケ クラウドのさらなるバックアップとBGMについて
私のクラウド信用度は
Microsoft>Evernote=Dropbox>>>box
な感じです。
その上でboxに音楽と二次バックアップバックを取ります。
容量デカイのでMP3保存場所と
Evernoteの書き出しデータ、OneNoteのバックアップ場所にしています。
※英語です。遠くない将来日本語対応なると思うんですけどね。
bgm
好みの領域だけど端末容量を使わないのが望ましい。
youtube連続再生
BOXに保存したMP3再生
有料版もあります。
【4】作業ファイルはDropboxへ
データを扱うにはクラウド保存が楽です。
PC作業へ移動する時も含めて。
iライターズとの関係でクラウドサービスはDropboxを使用します。(※紹介リンク)
(1) 適当な同期フォルダにテキストファイルを作成。
(2)OneNote上のプロットや作業分からテキストファイルにしてコピペ保存しておく。
私の場合はいじりそうな部分を第何回更新分とか前後5回分くらいテキスト作ってます。
これでPCとiPhoneどっちからでも作業可能です。
!要注意!
Dropboxは一ヶ月ログインしてなかったらファイル消えます!
毎日データいじってログインして維持する必要ありますのでプレッシャーにも良い。消えたらきつい^^;
【5】iPhoneでで執筆していく流れ
これらを踏まえて、新作を一本用意する流れとすると
- 日頃Twitterやニュース等でインプット
- OneNoteに使えそうなネタを整理していきプロットたてる
- 作業分をPCでOneNoteからDropbox同期フォルダにテキスト保存しておく
- iPhoneのiライターズ等で執筆、編集作業
- Voicepaper(後述)で読み上げしつつ推敲、誤字つぶし
- 更新
これでiPhoneでも執筆活動いける……かなぁと思ってます。
おまけ1 推敲、誤字潰しに読み上げツールは便利
iPhoneメインで動くとそうもいかない。
そんな時はVoicepaperを使います。
まだ何度も何度もは使ってませんが、
・Dropbox、Evernote、コピペテキストの読み上げをしてくれるツールです。
おまけ2 メモやデータ収集方法
メモ
スケジュールアプリLifebare(PC対応)、Gnotes、宛先なしメール(下書き)や自分宛メール、はたまた手書きでレシートの裏など何にでもとります。
この記事も草稿はgnotesで暇な時にポチポチ追記繰り返して作ってました。
ポメラは以前使ってみましたが
当時とバージョンでは1ファイル2000字制限が辛くなって使わなくなりました。
私の場合。
データ収集
データ収集はTwitter、はてなブックマーク、スマートニュースで見て回ります。
これらをTwitterはiftttを使ってふぁぼをEvernoteに保存させたり、
(Twitter公式やジグツイはあとで読むをPocketに設定可能)
pocketに蓄積したり、EvernoteにClipしたりしています。
まとまりに欠ける記事になってしまいましたが
現時点で私が一番良いかなと思えるiPhoneで執筆作業するアプリ利用方法でした。